ガーデニング

セツブンソウの育て方

2020-02-15

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■学名:
Shibateranthis pinnatifida
Eranthis pinnatifida
Eranthis hyemalis(黄花節分草)

■英名:
エランシス

■和名・別名:
節分草

■科名:
キンポウゲ科

■属名:
セツブンソウ属

■原産地:
日本(関東以西)

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セツブンソウの特徴

スプリングエフェメラル(春の妖精)の代表格、早春に咲く星形の花セツブンソウは、山林の木陰に見られる日本固有種の野草です。石灰岩地帯を好み分布します。
名前の由来は、節分のころに花が咲くところから名付けられましたが、実際の開花はもう少し遅いようです。
花の直径はおよそ2cmでかわいらしく、おしべのように見える黄色い部分が本当の花弁で、おしべは青色、外側の白い花弁に見えるところは実はガクなのも、キンポウゲ科らしい特徴です。
近年は乱獲により、自生地では順絶滅危惧種に指定されています。

セツブンソウの詳細情報

■園芸分類
多年草(球根(根塊)植物)

■草丈
10cm〜20cm

■耐寒性
強い

■耐暑性
普通

■耐陰性
半日陰を好みます。

■花色
白、黄色

■開花時期
2月〜3月

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セツブンソウの育て方カレンダー

■花の鑑賞時期
1月〜3月

■植え付け
9月

■肥料
2月〜5月

■開花
2月〜3月

セツブンソウの栽培環境

※画像はキバナセツブンソウ

■日当たり・置き場所

林の植物なので半日陰を好みます。午前中は日が当たり、午後から明るい日陰になるような場所がよいようです。夏の西日には注意しましょう。暖地では移動できる鉢植えのほうがよいでしょう。
庭植えなら山を作って、斜面に植えると水はけがよくなります。加湿は嫌いますが、通年水切れさせずに育てるのがコツとなり、水はけと水持ち両方叶える栽培環境が適しています。

■用土

地植えの場合:
よく耕し、水はけのよいように腐葉土などをすき込み、少し山に盛って、斜面に植えるとよいでしょう。石灰岩地帯に生える野草ですが、園芸では特に石灰はいりません。

鉢植えの場合:
市販の花の培養土で構いません。水はけのよい深鉢に植え付けます。

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セツブンソウの育て方のポイント

■水やり

地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。

鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。夏も冬も忘れずに潅水します。多湿は嫌いますが、葉の成長期は水切れさせないようにしましょう。

■肥料

冬から春の成長期には置き肥と、2週間に一回、規定量で薄めた液肥を、水やり代わりに与えます。

■病害虫

アブラムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、軟腐病、灰カビ病

セツブンソウの詳しい育て方

■選び方

白の花に青いおしべのセツブンソウのほかに、黄花セツブンソウや大輪のヒナマツリソウなどがあります。根鉢がしっかりして、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びます。

■植え付け

9月ごろ、まだ地上が伸びていない時に植え付けます。

■植え替え・鉢替え

鉢植えは2年に一回は植え替えましょう。庭植えでも、連作障害をおこすことがあります。セツブンソウは茎が弱いため、植え替え時に折れやすくなります。地上部がない時期に行うのがベストです。

■剪定・花後

花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。

■収穫

種子:
開花後4月頃、採種できます。

■休眠期

4月下旬には落葉して、地上部がない状態で夏眠します。休眠期も加湿にならない程度に水やりします。冬の植物なので、冬越しは特に問題ありません。

■増やし方

種まき:
4月〜5月に種まきします。双葉が出るまで10ヶ月ほどかかります。成長は遅く、3年〜5年しないと開花しません。気長に育てましょう。

株分け:
大きくなったら分球できますが、なかなか大きくなりません。実生のほうがよいでしょう。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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