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入院する病院はどんな病院?それぞれの病院の機能を理解しよう

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はじめに

近年の病院は大きく3つに分類することができ、各病院にそれぞれの特徴があります。

今回の記事ではこれらの3つの病院分類について詳しく解説し、それぞれの病院に対する理解を深めます。

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病院の機能とは

以前までは病院の機能によって分類されることは少なく、一度入院した病院で非常に長く入院されるケースが多くみられていました。

特に高齢者は脳卒中や骨折などが原因で入院されることが多く、治療が終わりリハビリを行おうとしてもリハビリを専門とする病院が少ないため、転院することができないため高齢者が救急病院にあふれてしまい新しい患者さんを受け入れることができない状態となりした。

このような問題がみられてきたため2013年に病院の機能を下記のように3つに分けました。

1.急性期病院
2.回復期リハビリテーション病棟
3.維持期病院(生活期)

今後は医療・介護が必要となりやすい75歳以上の高齢者は2025年には2100万人を超える予定となっているため、それに伴い積極な医療を行う「急性期」の数を減らして、「回復期」の数を増やしていく方向性となっています。

上記の3つの病院の機能について詳しく解説します。

急性期病院

急性期病院とは、「病気になりはじめた時期」のことをいい、重症患者や救急患者の医学的な治療を24時間体制で行う病院のことをいいます。

急性期とは、病気を発症し急激に健康が失われ不健康となった状態で、医療においては発症後14日間以内が急性期の目安とされており、病気を発症してから亜急性期・回復期に移行するまでの期間において医療を提供する病院となっています。

急性期は日によって患者の状態がどんどん変わっていくのが特徴となっています。

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回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟とは、脳卒中や足の骨折などの病気で急性期が終わっても引き続き医学的などまだサポートが必要な人に対してさまざまな専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを行い、最終的には自宅などへ退院してもらうことを目的とした病棟となっています。

回復期リハビリテーション病棟は下記のようにいくつかの規則が決まっています。

1.入院できる時期と入院期間が決まっている
2.リハビリを行う環境が整っている

1.入院できる時期と入院期間が決まっている

回復期リハビリテーション病棟は国の厚生労働省の決まりで、入院できる時期と、入院できる期間が決まっています。

入院できる時期に関してはそれぞれ入院している病気によって異なります。例えば脳卒中が原因して入院している場合は発症から2か月までの間であれば回復期リハビリテーション病棟に入院することができます。

また入院できる期間に関しても入院している病気によって異なり、骨折などの場合は90日で脳卒中の場合は基本的には150日間と決められています。

2.リハビリを行う環境が整っている

回復期リハビリテーション病棟の特徴として、24時間365日の日中・夜間を問わずにいつでもリハビリを行える環境が整っています。
1日リハビリを行うことができる期間というのは基本的に最大2時間までとなっていますが、回復期リハビリテーション病棟に入院している期間というのはリハビリを行うことができる期間が最大3時間までと最大で1時間長くリハビリを行うことができます。

リハビリを行うリハビリ室はもちろん存在しますが、それだけではなく洗面、トイレ、お風呂など実際に日常生活に近い環境で過ごすことにより退院後に関しても戸惑うことなく日常生活を送れるようにします。

このように集中的なリハビリを行うことができるため、回復期リハビリテーション病棟に入院すれば自宅などの在宅復帰の可能性が高まります。

慢性期病院

慢性期とは、入院の原因となった症状は比較的安定している時期になります。そのため、この時期は病気の再発の予防や体力の維持向上を目標として、長期にわたる治療を続ける必要性があります。

この時期に関しては急性期病院、回復期リハビリテーション病院と慢性期病院に入る前に長期にわたって入院生活を送っています。そのため、気持ちの落ち込みや治療自体に対して後ろ向きになってしまう場合がありますが、その気持ちをしっかり受け止めながら社会復帰を後押しすることが重要になります。

また、その他にも慢性期病院は、生活習慣病などで入退院を何度も繰り返す人も多くみられています。

入院している人の年齢に関しても急性期病院、回復期リハビリテーション病院に比べると高齢となるため、治療が終わった後の退院が難しかったり、他の病院への転院先が決まらないなどが原因で社会的入院が多くなってしまうのが現状となっています。

ただ入院している期間も長いため、ひとりひとりとじっくり向き合うことができ、お互いの距離も近くなるのが特徴となっています。

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まとめ

以前までは一度入院すると長期間に渡って入院していたものの2013年に病院の機能を下記のように3つに分けました。

1.急性期病院
2.回復期リハビリテーション病棟
3.維持期病院(生活期)

急性期病院は重症患者や救急患者の医学的な治療を24時間体制で行う病院のことをいい、病気を発症してから亜急性期・回復期に移行するまでの期間において医療を提供する病院となっています。

急性期は日によって患者の状態がどんどん変わっていくのが特徴となっています。

回復期リハビリテーション病棟は脳卒中や足の骨折などの病気で急性期が終わっても引き続き医学的などまだサポートが必要な人に対してさまざまな専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを行います。

その後、最終的には自宅などへ退院してもらうことを目的とした病棟となっており、24時間365日の日中・夜間を問わずにいつでもリハビリを行える環境が整っているのが特徴となっています。

慢性期病院は入院の原因となった症状は比較的安定している時期となり、この時期は病気の再発の予防や体力の維持向上を目標として、長期にわたる治療を続ける必要性があります。

入院期間が長いため気持ちの落ち込みや社会的入院などの場合も多くみられますが、入院している期間も長いため、ひとりひとりとじっくり向き合うことができ、お互いの距離も近くなるのが特徴となっています。

各病院に対してそれぞれの特徴があります。もし今後入院する場合は入院している人がいる場合はその病院はどのような病院で、どのような特徴があるのかの参考にして下さい。

【経歴】
野田 政誉士
(理学療法士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター2級)
約10年前に理学療法士の資格を取得し、病院に勤務。急性期・回復期・生活期までの病期を経験するものの主に回復期リハビリテーション病棟にて臨床業務を実施。
現在は管理職として勤務しており、臨床業務だけではなく管理業務の両方を行っており、病棟の知識だけではなくの知識だけではなく、在宅への介入やマネジメント業務にも力を入れている。

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