キルティング

キルトしつけ針【Quilting basting hand needles】

2020-05-22

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参考:チューリップ社 キルトしつけ針

本縫いをする前に、トップの表地と中綿と裏地の三層がそれぞれずれないようにしつけをかけます。
そのしつけに使われる針をキルトしつけ針といいます。パッチワークを施した場合、表布はさらに厚くなり、中綿のキルト綿、裏地を重ねるとかなりの厚さになります。
その状態でも3層をしっかりとすくえる長さが特徴です。

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キルトしつけ針の選び方

参考:清原株式会社 キルトしつけ針

簡単に言うと『厚い布をすくえる長さと丈夫さ』『布の通り、滑りが良い』針がキルトしつけ針に向いています。各メーカーが販売しているキルトしつけ針をそれぞれ見てみると平均して、【太さ0.61mm長さ45mm〜太さ0.76 mm長さ49.2mm】ほどのサイズになります。他の針と比べてもキルトしつけ針は太くて長いのがよくわかります。

しつけをかけるときに使うしつけ糸は太めなので針穴もそれなりの大きさが必要になります。

キルトは平面に置いて、針を表地から刺したらキルト綿・裏地をすくって、裏地・キルト綿に針を通し、表地に針先を出して、ここではじめて針を引き抜きます。重ねた布がずれないように布を不用意に動かさないようにするためです。適度な長さと太さが必要であることが作業過程からわかります。

それらを踏まえると、『厚い布をすくえる長さと丈夫さ』『布の通り、滑りが良い』ことがポイントになってきます。
各メーカーが使いやすさを追求し、糸と針の抵抗を減らすために、表面をコーティング・研磨したり、針先をなるべくシャープに仕上げたキルトしつけ針など。数多く流通しています。
自分にとって使い心地の良いしつけ針がきっと見つかるはずです。

欧米ではキルトしつけ針の代わりに安全ピンで固定する方法や、カーブした形のキルトしつけ針があります。
しかしどちらも少数派で、直線のキルトしつけ針でしっかりとしつけをかける方法が主流です。
作業環境などを考慮して色々な方法に挑戦してみるのもいいですが、基本をしっかり抑えることがキルトの仕上がりを左右します。

キルトしつけ針に最適なしつけ糸とは

どのしつけ糸でなければいけないという事はありません。素材で言うと、綿やポリエステル、シルクなどが一般的です。
中には水溶性のしつけ糸もあります。持ち運びしやすく、使いたい長さだけ使えるコーンタイプのしつけ糸が便利でしょう。
使用するキルトしつけ針の針穴にあった太さのしつけ糸を選びましょう。

監修:ポピー
刺繍を機に手芸に目覚める。『作れそうなものは作ってみる』という精神でUVレジン、プラバン、裁縫、編み物、ビーズ、ミニ革細工、ドールハウスやミニ家具などの簡単木工DIYを浅く広く探求して15年。
複数の手芸を掛け合わせたり素材を組み合わせながら自宅を飾っていくのが趣味。
海外のDIYトレンドを参考にすることも多い。
日本と欧米の手芸における常識やテクニックの違いなどを検証しつつ多くの方法を共有していく。

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